令和3年3月
本年度最後の木育活動につじみ保育園さんが来てくれました。
今回は、スギのコンテナ苗作りと植付け体験です。新型コロナ感染防止のため、少人数のグループに別れて実施しました。
先ずは、コンテナ箱に専用の土を詰める作業です。
弊社では、ヤシの実の皮(バーク)を使った土を使っています。普段触っている土とは違う感覚に
「ふかふかだあ」「お団子できるかな」と大興奮の子ども達。しばらく土遊びを楽しみましたよ。
思う存分ヤシ殻の感覚を楽しんだら、お仕事です。5人でしても小さな手。中々土が詰まりません。
大人の手も借りてようやく土詰め完成。機械で圧縮します。
初めて見るものに対する 驚きの表情!
伐採見学の時もでしたが、子ども達の純粋な表情に私たち大人は素直な心を思い出します。
次は差付けです。
スギの葉っぱは見た目以上にチクチクします。軍手をしていますが、葉が刺すこともあります。でも、子ども達は一生懸命。誰一人嫌がらずに頑張りました。
お次は、場所を裏山の採穂園に変えて植付け体験です。
実際に植栽するのは急峻な山ですが、今回は体験活動なので、安全を考えて畑に植えました。
畑といっても山頂にある畑。この景観にまたまた大興奮の子ども達。お仕事の前に、先ずは走り回って思う存分山を楽しみます。
山を楽しんだ後はしっかりお仕事頑張りました。
お話もしっかり聞きます。
作業員と子どもの共同作業で植えていきました。
作業員が穴を開け、そこに子どもが苗を入れ土を踏み締め最後に枯れ草を被せます。
全部で100本近く植えました。
普段は元気すぎてヤンチャな年少組さんと自己主張がたまにぶつかってしまう年中組さんらしいのですが、
みんなで協力して重たいコンテナ箱を運んで
小さな足でたくさん歩いて 全部で100本近く植え付けして
下草に足を取られ転んでも「大丈夫」って泣かずに直ぐに起き上がって
「園とは違う姿が見られました」と先生方も驚いていらっしゃいました。
令和2年度の木育活動
差付けや植付のお仕事の後は山遊び。学童保育の小学生は山遊びも大胆です。
山は植物も動物も微生物さえ、多種多様な生物が絶妙なバランスを保ってそこにあります。山で活動すると、自分という人間もまた多種多様な生物の一つに過ぎないのだと感じます。
令和3年度も引き続き、つじみ保育園さんとの「木育」活動行っていきます。