現在、弊社作業は植付作業を行っています。
今回、山に植える杉苗は普通苗、又は裸苗と言われる根がむき出しの苗です。
山に木の苗を植えると言っても、大抵その山の面積はha単位。2,3日で終える量では有りません。根がむき出しの杉苗は乾燥しやすいので、苗業者さんから運んだその日の内に、一先ず、作業場近くに借り植えします。
これを「仮植」といいます。今回の現場は2箇所。約6,000本づつ仮植しました。
次は、「根切り」です。一本一本苗の根を写真のように切ります。
わざわざ、根を切るのは一手間ですが、植える穴に入れたときに根が曲がらないように切ります。また、根を切った方が木の成長も良いようです。
こうして、ようやく植付け作業。
尺棒で間隔を計り、山鍬で穴を掘り、苗を植付けます。傾斜が有る上に、山タラ等の棘が多く、植えつけ作業は見た目以上に体力を使います。その為、植付け作業の前段階の、地拵え作業でしっかりと山の枝を片づけて、植付作業もですが、この後の下刈りという草払い作業まで効率良く出来るようにします。
ここの現場は、少々切り株の高さが高いので、下刈りの時には安全に気をつけて作業を行わないといけませんね。