CLT工法~上野物産さんの新社屋落成祝賀会に参加してきました~

 

先日、上野物産(株)さんの新社屋落成祝賀会に行って来ました。

この新社屋、今注目の建材『CLT工法』で建てられているのです。しかも、公共施設ではない初の民間での取組として注目されています。

??…『CLT工法』ってなに?2020東京オリンピックのメインスタジアムでも一部使用されているみたいですけど…??

直訳すると、『直行集成材』
ひき板を繊維方向が直交するようにならべたもので、繊維を直角に並べることで板の強度が増し、建材として十分使用できるというもの。

まだイメージ出来ませんよね。

山佐木材(株)の佐々木会長さんの言葉をお借りすれば「空手などで板割をする時をイメージして。あれは、板を持つ方向が大切で、繊維方向に対して直角に力を加えても割れないけれど、繊維方向に平行に力を加えると簡単に割れます。」

ほうほう。

「なので、ひき板を繊維方向が直交するように重ねると強度が増して、どちらの方向から力が加わっても割れない。つまり、建具になる。三枚のひき板を五枚…と増やせば床材にもなる」

とのことです。

https://woodist.jimdo.com/材料について/clt/

詳しくは、山佐木材(株)さんのHPをご覧くださいね。

実は、お恥ずかしいのですが、CLT工法のことを勘違いしていました。単にサイズの小さい、規格外のひき板を直行で重ねているだけかと思っていましたが、耐震性、断熱性、耐火性までクリアーしている建材なんですね!!

 

上野物産(株)では、この新事務所での様々なデータを取って今後のCLT検証にされるそうです。

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木材が更に注目されるよう我々駿河木材(有)も現場作業、更に精進致します。

 

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