素材生産事業
間伐、又は皆伐で山から丸太を出す仕事です。
木が小さすぎても大きすぎても、山はその機能を保つことはできません。
細い木が密集している山は地面に日の光が届かず地面に生える草木が枯れ、また微生物の分解が遅くなり土地が栄養不足になります。逆に大きい木ばかりが密集している山は、木の大きさに根が耐えられず土砂崩れなど自然災害が起きやすくなります。
種苗事業
皆伐をした山に植える木の苗を作る仕事です。
日本の山はスギが主ですが、近年アレルギーなども多く、少花粉スギの苗(姶良20号)や特定優良樹(姶良3、4号)を育て人々の健康に寄与しています。
造林(育林)事業
山に木の苗木を植え、育てる仕事です。木は、特にスギ、ヒノキ等の針葉樹は 苗を植えてから山として大きくなるまで30年以上掛かります。
- 皆伐した後の山肌を整え(地拵え)
- 苗を植えて(植付)
- 苗の周りの草を刈り(下刈)
- 生育の悪い木を切り倒す(切捨て、除伐)
等の手入れをします。
立木買取
主に南大隅町・錦江町を中心に鹿児島県大隅流域の立木買取を行っています。
大隅流域は森林資源が充実していますが、近年の木材需要の増加に伴って、誤伐や大型重機によって道路や水路が壊されたり、伐採後の山処理が不十分で土砂が流出するなどのトラブルが増えています。
一方、伐採は、あくまでも個人財産の処分であり、規制されることはありませんが、管理不十分が原因で山地災害を引き起こせば、山の所有者が賠償責任を負う可能性があります。
弊社は、鹿児島県認定登録事業であり、鹿児島県CRL認証(一つ星)事業体です。
山主さんからの聞き取りと再造林などの説明を十分におこない、責任ある作業を行っています。