皆さんにとって「働く」ってどいういう事でしょう。考えた事、ありますか?
最近、時期的なものもあって企業説明会によく出席させて頂いています。
新卒者、一般など。
いずれにも林業に少なからず興味のある方へお話させて頂いています。
そんな中、多くの方に共通する事があります。何だと思いますか?
就職はしたいけれど林業という職業に迷っている人が多いという事。
体力に自信がない、危険な作業、技術が難しそう、朝が早いのは苦手、、、
など。そもそも何のお仕事がしたいのだろう。私はどう生きたいのかな、、、
よく分かります。
昔からすると、今はどんどん職業選択の幅が広がっています。
「YouTuber」「コンサルタント」なんてお仕事ができたのも最近ですし、I Tが人のお仕事にとって変わるとも言われています。昔のように理系は技術職、文系は事務職なんてこともありません。
それだけ多種多様、自由になった反面、就職への迷いも深くなっているようです。
ここで、最初の質問です。「働く」って何でしょうか。
哲学者のアレントは、人間らしさについて「労働と仕事と活動がある」と言っています。
「労働」食べていく為にやる仕事:お金稼ぎ
「仕事」クリエイティブな自己表現:自己表現
「活動」公共のためにやる事:ボランティア
この中で人間らしさは「仕事」と「活動」にあると言っています。
どんなに新しいお仕事が生まれようと、環境保全と産業の両方を担うお仕事は「林業」しかありません。
民有林でも県・国有林でも、直接自然環境を扱う林業は公共性の高い職業です。
つまり「フォレスター」は自衛官や警察官、消防士などに並んで公務員となってもおかしく無い職業です。
しかし、公務員では無い。
だから自分たちがやった分だけ稼ぐ事ができる。産業でもあるのです。
毎朝早く起きる。足場の悪い現場で作業をする。毎日泥まみれ虫もいる。
でも
頑張った分だけ儲けになります。
頑張った分だけ地域の全ての人に貢献できます。
頑張った分だけ自己成長になります。
だから、面白い。
難しいからこそ価値があるのです。大変な作業だからこそ価値があるのです。
勤労感謝の日
今日は駿河木材(有)はお休みです。日頃の自分の「労働」を労って、他の働く人に感謝して。
皆さん、私たち駿河木材有限会社で一緒に働きませんか。一緒に山で働く仲間を募集中です。